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GEOFF + EILIDH LUCAS



GEOFF + EILIDH LUCAS

9,MAY. - 16,MAY.2020

CONCEPT SPACE

CONCEPT SPACE/R2

309-8,ISHIHARA,SHIBUKAWA,

GUNMA,377-0008,JAPAN

このたび、CONCEPT SPACEでは、イギリス人アーティストでフランスに住む「GEOFF+EILIDH LUKAS」展を開催する運びとなりました。

日本では2017年Ais Galleryで開催した展覧会に引き続き2回目の個展となります。LUKAS夫妻の作品は、自然や政治、哲学などと、美術としてのオピニオンについて多大な情報をリサーチし、統計学的な視点から導き出される座標や統計表を美術的な視覚伝達の方法によって、コンセプチュアルアートの醍醐味を見せています。美術の時流に流されることがなく、また世界の共通する自然界の地球温暖化、食物連鎖、自生植物の推移、植物栽培と温暖化の影響についてなど、私たち人間と地球規模の問題点を洗い出しながら、独自の方法によって美術のカテゴリーの中での提言者としてフランスとスコットランドなどで高い評価があります。

今回、CONCEPT SPACEでは、新型コロナウィルスの影響から、来日を断念し、一部の作品の輸送も満足にできない中で、新作として制作した、アクリル、鉛筆、コピーなどの素材によって構成した空間芸術作品となっています。

美術のみならず、世界の自然破壊や地球温暖化などを一考できるユニークな展覧会となります。

今回の企画展示に際しては、”コロナウィスル”の予防などを鑑み、混雑の回避のために事前のご予約によってご高覧いただくよう配慮させていただきました。 マスクの着用と、手洗い消毒の協力をご配慮頂きながら、ご予約を心よりお待ち申し上げます。 CONCEPT SPACE

展覧会: ジェフ+エーリー ルーカス

会期:  2020年5月9日(土)ー5月16日(土)

     午後1時〜午後5時(会期無休・要予約)

     *下記E-mailによっての事前予約でご高覧いただけます。

会場:  CONCEPT SPACE

     CONCEPT SPACE/R2

     377-0007 群馬県渋川市石原309−8

     +81(0)90-8582-0414・+81(0)279-24-5252

     E-mail: hukuda3323@ybb.ne.jp

www.conceptspace.jp

お問合せ:CONCEPT SPACE (E-mail: hukuda3323@ybb.ne.jp・福田)




Geoff and Eilidh Lucas

Concept Space, 9 – 16 May, 2020

Geoff and Eilidh Lucas’ exhibition at Concept Space, 9 – 16 May, 2020, presents a body of new works extending their consideration of the world as a complex, non-mechanistic and self-organising process, a process in which consciousness appears integral to materiality (a view known as panpsychism).

In 30 Physicists mark an ‘x’ on a piece of paper a grid arrangement of A4 sheets of paper is presented, each with a hand-drawn ‘x’ on the front. The physicists who made these marks, members of the Institute of Physics, Scotland (IOPS), were asked to make them in as ‘ordinary’ and unselfconscious manner as possible. As ‘x’s made by physicists, they may present a sense of theorising or speculation. The marks could also prompt thoughts on the starting point of any artistic production. In either case the A4 paper stands as a familiar area of possibility.

The process of determining exact position from an area of possibility, by physicists, invites a comparison to the collapse of the wave-function of atoms. The work intends here a particular consideration of the moment of concretization and, in this, the effects of self-conscious awareness. Discussing this work, Michael Jarrell of the IOPS has said, “… the exploration of how wave-form collapse relates to decision making is interesting and also relevant and topical, given the current debate around consciousness and quantum theory.”

The engagement between participant and page in this work has been guided by various formal, cultural or personal factors, indicating constraints on possibility, constraints which may be further considered for their physical basis. The work, by this, perhaps posits a physical basis to possibility, and reflects, by analogy, on the possible nature of the wave-function.

Extending this piece’s consideration of concretization, two further works in the exhibition relate it to the ensō circle-drawings of Zen. In these, two diagrammatic drawn circles are centred on the average points determined through all ‘x’s placed, in portrait and landscape format, by the group of physicists.

Alongside these works, three examples from an ongoing series of paintings by Geoff and Eilidh Lucas exploring Sudoku patterns connect the concerns of the works made with the IOPS directly with the viewer’s experience of the exhibition. As with many of Geoff and Eilidh Lucas’ works these focus on simple games, whose rules could be said to function in ‘concrete’ ways, to present an ordering principle formed between the human and natural. The paintings, grids of 9 x 9 squares moving from black to white, prompt the viewer’s consideration of their own positioning in relation to the Concept Space gallery in an equivalent way to the physicists’ marking of ‘x’s: their response, for example, to the gallery’s divisions of windows, walls and flooring. The viewers’ positions are suggested as revealing similar ordering principles, the result of conscious and subconscious behaviours.

Throughout their work Geoff and Eilidh Lucas examine our sense of our relation to our environment. An overriding concern is how art may function when growth appears to necessitate environmental damage. For them, this consideration in-itself intimately entwines art and life. Moving to an isolated rural location in northern Scotland in 2006 they devised and ran HICA (the Highland Institute for Contemporary Art), an extensive Relational artwork which operated as an artist-run gallery (2008-2016). They live and work in western France, where they have initiated a further artist-run space, titled EQ.

The artists gratefully acknowledge the help of Institute of Physics Scotland members whose contributions form the material of works in this exhibition. They are especially grateful to Alison McLure and Michael Jarrell of the IOPS for organising these contributions, enabling these works’ realisation.




Geoff and Eilidh Lucas – 9 – 16 May, 2020


2020年5月9~16日のコンセプトスペースでのジェフとヘレンルーカスの展覧会では、新作を紹介しています。これらの作品では、彼らは複雑で、非機械的で自己組織的なプロセスとして世界を研究しています。この展覧会での彼らの作品は、意識が物質性の一部であるように思われる方法を考慮します。

「30人の物理学者が一枚の紙に「x」をマークする」では、A4紙のグリッド配置が提示され、それぞれ正面に手書きの「x」が付いています。これらのマークを付けた物理学者、スコットランド物理研究所(IOPS)のメンバーは、可能な限り「普通の」無意識の方法でそれらを作成するように求められました。「x」は物理学者によって作成されているため、理論や推測の感覚を示す場合があります。マークは、芸術作品の出発点についての考えを促すことにもなります。どちらの場合でも、A4用紙は、おなじみの可能性の領域を示しています。

可能性のある領域から正確な位置を決定する物理学者は、原子の波動関数の崩壊との比較を促します。このようなアートワークは、具体化の瞬間と自意識の影響の考察を意図しています。この研究について、IOPSのマイケルジャレル氏は、「...意識と量子論に関する現在の議論を踏まえると、波形の崩壊が意思決定にどのように関連するかについての調査は興味深く、また関連性があり、話題性があります。」

この作品における参加者とページの間の関与は、さまざまな形式的、文化的、または個人的な要因によって導かれてきました。これは、可能性に対する制約を示しています。これらの制約は、その物理的根拠についてさらに検討することができます。このアートワークは、可能性に対する物理的な基礎を示唆している可能性があります。これは、類推により、波動関数の可能な物理的性質を反映しています。

展覧会の他の2つの作品は、このアートワークの具体化の考慮を禅の円画に関連付けています。これらの作品では、2つの図で描かれた円が、縦向きと横向きの平均点を中心に配置されています。これらのポイントは、前の作業で物理学者によって配置されたすべての「x」によって決定されています。

これらの作品と並んで、数独のパターンを探求しているジェフとヘレンルーカスによる進行中の一連の絵画からの3つの例があります。これらの絵画は、IOPSで作成された作品の懸念と、展覧会の視聴者の体験を直接結び付けています。ジェフとヘレンルーカスの作品の多くは、シンプルなゲームに焦点を当てています。これらのゲームのルールは、人間と自然の間に形成された順序付けの原則を示すものと理解できます。3つの数独の絵は、黒から白に移動する9 x 9の正方形のグリッドです。それらは、物理学者の「×」のマーキングと同等の方法で、コンセプトスペースギャラリーに対する自分の位置を視聴者に考慮するよう促します。ギャラリーの窓、壁、床の分割などに対する視聴者の位置は、意識的および潜在意識的な行動の結果である、同様の順序付けの原則を明らかにするものとして提案されています。

彼らの仕事を通して、ジェフとヘレンルーカスは私たちの環境との関係についての私たちの感覚を調べます。彼らの最も重要な懸念は、成長が環境へのダメージを必要とするように見えるときに芸術がどのように機能するかです。彼らにとって、この考察自体は芸術と人生を密接に絡み合わせています。彼らは2006年にスコットランド北部の孤立した田舎に引っ越し、そこでHICA(ハイランド現代美術研究所)を考案し運営しました。HICAは、アーティストが運営するギャラリー(2008年から2016年)として運営されていた広範なリレーショナルアートワークでした。彼らは、フランス西部に住んでいて、そこで働き、EQというタイトルのアーティストが運営するスペースをさらに始めました。

アーティストは、スコットランド物理学研究所のメンバーの協力に感謝します。これらの貢献を整理して、これらの作品の実現を可能にしたIOPSのアリソンマクルーアとマイケルジャレルに特に感謝しています。





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