各位
この度、[A03](東京藝術大学寮 藝心寮内)において「GERDA MAISE DANIEL GÖTTIN(ゲルダ メイセ/ダニエル ゲティン)」− DUO − を開催する運びとなりました。
スイス在住のアーティストであるGERDA MAISE氏は、色彩豊かな”包帯状”の伸縮布テープによって、任意の物体を梱包する作品を多く制作してながらスイスやヨーロッパ各地、また日本でも積極的に発表している作家です。
ある時は自然木の幹を同様の伸縮性の包帯によって梱包することで、”場”の変換を試み、また自然の緑豊かななかで選出された”赤い包帯”《SOFT COVERS》のインストールは、とてもシンプルな行為による作品の設定ではあるものの、際立つ強固な作品の力と視覚的なインパクトを観ることができます。
今回の展覧会では、鉄板に赤い包帯で梱包したストイックで端正な小品が3組インストールされます。
DANIEL GÖTTIN氏は、2016年に”埼玉ビエンナーレ”に招待され、代表作品である工業用テープを建築内外に貼ることによって空間全体を一つの作品として捉え、シンプルでミニマリスティックな空間で新鮮な美術作品として大きな評価をえています。今回の個展では、”カードボード”と”テープ”を使った小品作品《SILVER BLOCKS》を展示することで、「物体が見えるべき光と陰」にターゲットを絞った空間を設えます。
GERDA MASE氏とDANIEL GÖTTIN氏によると「A03のスペースは、鉄鋼材によって構築された極めて小さい”展示スペース”であり、鉄板表面が時間の経過とともに錆び、色やマチエールが変化するスペースです。特別な空間を意識しながら選出した《SOFT COVERS》と《SILVER BLOCKS》との関係性を観たかった」とコメントを残しています。
壁にある3組の包帯 《SOFT COVERS》 は、床にある1組の《SILVER BLOCKS》に関連しており、展示スペースA03内の複数のDUOとして強力な存在を繋ぎ合わせています。
どうぞ、ご予約の上、ご高覧いただきますよう、ご案内申し上げます。 ご高覧に際しマスクの着用や消毒に配位ください。 尚、今回作家両氏の来日の予定でしたが、新型コロナウィスル感染症の関係で飛行場が閉鎖され、来日を果たすことが出来ませんでした。誠に残念ですが、ご了承ください。
*ご観覧には「新型コロナウイルス感染症」の三蜜を避けるため、前日までの予約が必要です。Tel / E-mailにてご予約下さい。
[A03]
展覧会: GERDA MAISE DANIEL GÖTTIN DUO
会期: 2020年
10月6日(火)7日(水)13日(火)14日(水)20日(火)21日(水)
午後3時〜午後6時
*ご高覧にあたり前日までE-mailでの事前のご予約が必要です。
会場: 120-0003 東京都足立区東和3丁目12−30
藝心寮内アトリエA棟03号
予約: E-mail: shuhei.199431sh@gmail.com
問合せ: Tel: 080−2085−0432(福田)
特記: A03 オープン記念企画(スイス) Vol.3
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